精密治療

精密治療について

歯の治療を繰り返すと、歯が脆弱になり、最終的には抜歯に至る可能性があります。そのため当院ではマイクロスコープ・歯科用拡大鏡（ルーペ）を活用し、肉眼では見えない歯の状態を拡大して、治療の精度を最大限に高めているのが特徴です。
精密な治療を行うことで、歯を削る、詰める、埋めるといった一連の処置の精度が高まります。結果的に、健全な歯質を保存できて、治療のダメージを最小限に抑えられます。

精密治療に欠かせない
マイクロスコープ

口腔内は狭く、暗いため、肉眼では微細な病変を見落とす可能性がありました。しかし、歯科用顕微鏡であるマイクロスコープは、肉眼の約70倍に患部を拡大できるので、わずかな異常も見逃さず、より精密な治療をご提供できます。特に根管治療など、高度な精度が求められる治療には不可欠です。

治療の精度を高める
拡大鏡（ルーペ）

当院では、歯科医師が高倍率ルーペを装着して治療を行っているのが特徴です。暗い口腔内を専用ライトで照らし、拡大して観察できるため、より精密な治療を実現しています。

マイクロスコープと拡大鏡（ルーペ）の
メリット

マイクロスコープ

拡大視野での正確な治療

マイクロスコープは、裸眼の約70倍にまで拡大された視野のもとで治療を行えるのが強みです。特にむし歯治療において、初期の小さなむし歯や歯の亀裂を的確に発見し、必要最小限の歯質を削るなどの対応ができます。
また、根管治療では、根管内の複雑な形態や感染部位を正確に把握し、徹底的に除去することが可能です。

奥の部分も
明るく照らす照明

真上からの光を照射することができるので、より見やすく処置することが可能です。

治療の内容を静止画・動画で記録が可能

マイクロスコープには、高解像度のカメラが搭載されており、治療中の口腔内の状態をデジタル（静止画・動画）で記録することができます。これらの記録は、患者様への治療説明、スタッフ間での情報共有、ビジュアルを用いた治療前後の比較などさまざまな分野に活用可能です。また治療内容の記録は、医療の透明性を高め、患者様との信頼関係を築く上でも重要な意味を持っています。

拡大鏡（ルーペ）

「見逃し」を大きく避けることができる

歯ぐきの汚れ（歯石やプラーク）やむし歯、詰め物・被せ物の不適合などこれらを早期に発見し、除去することで歯の寿命を最大限に延ばすことが可能になります。

質の高い医療提供

どんな治療においてもルーペを使用することで質の高いパフォーマンスを提供することが出来ます。

マイクロスコープと
拡大鏡（ルーペ）を
使用する治療

むし歯治療

マイクロスコープ・拡大鏡（ルーペ）を用いることで、初期の小さなむし歯や、隣接面のむし歯なども見落とすことなく発見できるようになります。結果的に、歯の削る量を最小限に抑えることが可能です。また、小さなむし歯を削った後に充填するコンポジットレジンに関しても、マイクロスコープを用いれば、より歯質と調和した自然な仕上がりとなります。

むし歯治療

根管治療

根管治療は、むし歯が神経まで到達した際に行う治療法です。しかし根管は複雑な構造をしており、従来の治療法では対応が難しいケースもありました。その際マイクロスコープ・拡大鏡（ルーペ）を用いれば、感染した神経組織を徹底的に取り除けるので、根管内を無菌状態にできる可能性が高まります。肉眼では見えない細部まで拡大して観察できることから、感染組織の見落としを防ぎ、歯の保存率の向上につながります。

根管治療

審美歯科

歯を失った場合の治療には、詰め物や被せ物（クラウン）などの補綴物が用いられます。その際、マイクロスコープ・拡大鏡（ルーペ）を用いることで、歯質と補綴物の間の隙間を最小限に抑え、高い適合性を実現できます。隙間が少ないほど、補綴物の脱離や二次むし歯のリスクが低くなり、長期的な予後が向上します。

審美歯科