セレック治療
詰め物・被せ物をスピーディーにして
治療の負担を削減
当院では、最新のデジタル歯科技術であるセレックシステムを導入し、詰め物・被せ物治療の質の向上と治療期間の短縮を実現しています。セレックは世界各国で導入されている歯科用CAD/CAMシステムです。20年以上の実績を持ち、高い信頼性を誇ります。院内で高品質かつ高精度の詰め物・被せ物をスピーディーに作製することが可能です。
※銀歯を白くしたい方はご相談ください。保険適用範囲内で白くすることができます。
セレック治療について
セレックシステムは、専用のカメラでスキャンした口腔内の画像を3D化し、コンピュータ上で設計した形通りに専用のマシンが被せ物を作製するものです。
院内ですべての工程が完結するため、従来の治療法に比べて、スピーディーかつコストを抑えられるのが大きな魅力です。
詰め物・被せ物について最短で診療当日に対応できることもあります(症状により異なります)。
こんな方に
セレック治療がおすすめ
- できるだけ短期間で治療を完結させたい
- 高い精度の詰め物・被せ物を作製してほしい
- 天然歯に近い自然な仕上がりを期待している
- 費用対効果が高い治療を希望している
- 金属アレルギーのリスクを抑えたい
- 噛み合わせの違和感を最小限に抑えたい
- 嘔吐反射などで従来のような歯型採りをしたくない
セレックの3つの特徴
「歯型採り」が不要
セレック治療では、光学スキャナーを用いてお口の中を直接スキャンします。
そこで得られるデータは、高い精度でお口の中を再現できます。そのため、従来の方法で必要だった粘土のような歯型採りが不要になりました。嘔吐反射があり、歯型採りが苦手な患者様でも、ストレスなく治療を受けることができます。
正確で精度の高い詰め物・被せ物にできる
詰め物・被せ物の精度は、歯科技工士の技量などによって大きく左右されます。
状況によっては、精度にばらつきがあり、低品質な物になる可能性もあるのです。
一方でセレックシステムを用いれば、均一の品質かつ適合性に優れた詰め物・被せ物を作製可能です。
そのため、むし歯の再発リスクが低くなります。
耐久性があり見た目も美しい仕上がりに
セラミック素材は、光の透過性や色調が天然歯に近いため、自然で美しい見た目の詰め物・被せ物になります。
また高い耐久性を誇るのもメリットです。金属を使用しないことから、金属アレルギーのリスクもありません。
セレック治療の流れ
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Flow01
スキャン
歯科医師が治療対象の歯を適切に形成した後、特殊な3D光学カメラを用いて口腔内を精密にスキャンします。不快な印象採得は必要ありません。短時間で治療部位の詳細なデジタルデータが取得できます。※症例によっては、印象採得が必要なケースもございます。
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Flow02
詰め物・被せ物の設計
デジタルデータをもとに、専用のCADソフトウェアを用いて修復物をバーチャル上でデザインします。歯の形態や咬合状態を3次元的に分析し、理想的な形態に調整。その後、患者様の歯の色調に合わせて、適切なセラミックブロックを選択します。
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Flow03
加工
デザインデータをもとに、高精度なミリングマシン(CAM)がセラミックブロックを削り出し、詰め物・被せ物を作製します。コンピュータ制御により精密な加工が可能です。
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Flow04
装着
ミリングにより作製された詰め物・被せ物を口腔内に装着します。従来よりも短い治療期間で、審美性と機能性を兼ね備えた高品質な詰め物・被せ物をご提供できます。
セレック治療の注意点
- ブリッジに使用するのは難しい可能性がある
- すべての症例に対応しているわけではない
- ある程度の強度は担保されているものの、衝撃には弱い傾向がある